毎日が楽しくなる習慣を提案!『「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!』を読んでみた
今回はずっと気になっていた
『「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!』
を読み終えたのでその内容と感想について書きます。
タイムマネジメント・良い習慣づけとしての
「朝4時起き」
はもちろん、なによりこの習慣の根底にある
人生を自分で意識して変えていこう!
という人生観にとても共感し、励まされました。
それでは早速あらすじに触れていきましょう。
1.あらすじ
そもそも、朝4時に起きるとどんないいことがあるのか
・朝早く起きると一日が長く感じられて得した気分になれる
・早起きをすることで「今日も早起きできたぞ!」という小さな達成感を1日の始まりに感じることができる
・クリアな頭で、その日一日の段取りを組む時間が作れる
・朝早くに出社して出社時間の時にはすでに仕事モードになっているので、仕事の成果が上がる
・1日にメリハリがついて仕事がスムーズに進み、仕事後の趣味や家族と過ごすなどのプライベートの時間を確保できる
・1日の反省を夜にやらずに次の日の朝にやることで、より冷静で建設的な見直しができる
朝4時起きで得られる具体的な能力とは
段取り力
→始業前などの限られた時間を効率的に使う習慣が訓練となり、タイムマネジメント力を磨くことに繋がる
ポジティブ思考
→朝のエネルギッシュな空気の中で過ごすことでネガティブになりにくくなる。早起きを達成する毎日が小さな自信にもなる。
追い込み力
→毎朝始業時間までという限られた時間内で課題をこなし続けることにより、時間のない状況でも最高のパフォーマンスを発揮できるようになる。
以上が「朝4時起き」のメリットです。
要するに、朝4時起きすれば1日を快適に過ごすことができ、早起きをすることで様々な能力が身につく訓練ができるのです。
まず間違いなく言えるのは早朝というのは邪魔者が少なく
じっくりと物事を考えるのに適した時間だということです。
この時間をベッドの上で過ごすか、ランニングしたり机で書物に向かうかで人生までもが大きく変わりそうですね。
誰にでも平等に与えられる「朝の時間」。
せっかくですから、プラスになるように活用したいものです。
また、筆者は朝4時起きの習慣は天才や秀才ではなく
凡才こそ身につける習慣だと言っています。
能力の差を、朝という時間の力で埋めていこうというわけです。
早寝早起きのための具体的なコツについては本書で触れてありますので、ぜひそちらを参考にして下さい。
2.朝4時起きの根底にある人生観とは
朝の時間を有効活用する方法だけでなく
そもそも自分の時間=人生をいかに過ごすか?
という大きな問いに一つの答えを出してくれるのが本書です。
まず努力をしない人生はつまらない。
早起きとはほとんどの人にとって多少の努力が必要な行為です。
別に早起きなんて辛いことやらなくても生きていける、そう思ってしまえば楽だけれど
それで人生楽しいの?
と筆者は繰り返し訴えています。
早起きという誰でもできる努力を人生の中でしてみるのはいかがでしょうか。
そして
自信や達成感を得ることに貪欲であるべき。
早起きとは「明日は◯時に起きるぞ、辛いけど頑張ろう」と自分に約束をする行為です。
これを毎日クリアしていけば毎日達成感の積み重ねができて、自信もつきます。
どうせ私は…
と後ろ向きになっていては時間がもったいない!
時間はみな平等なのだから、だからこそ前向きでいる時間を増やしましょう。
それは早起きを習慣にしたあかつきに得られる
自分から自分への最高のプレゼントです。
そして、何より大切なのは
自分の人生は自分が支配すること。
「忙しい」を口癖にするのは、時間に自分が振り回されている証拠です。
時間をうまく使いこなしてメリハリをつけることで、自分の人生を自分の思う方向に持っていきやすくするのです。
最後に
時間とは自分の命を削って存在しているものである
ということを覚えておきたい。
早起きだけでなく、
時間を何に使うか
どう使うか
どんな心持ちで過ごすのか
なんとなくではなく、常に頭のなかで明確にしておけば人生を精一杯楽しめる。
私の好きな言葉に
「自分の体と心と頭の全てを使い切って死にたい」
というものがある。
この目標を達成するには時間と常に向き合い、闘い、付き合っていかなければ行けないと思う。
まとめ
早起きという誰にでも効くカンフル剤のメリットから使い方まで、丁寧に書かれた本です。
何より、その根底にある人生訓はとても為になりました。
もっと人生を楽しむための努力をしていこう!
と前向きな気持ちにさせてくれる本です。
早起きが実行できそうにない人でも、読んで見る価値はありますよ。