スキンケアのように読書を楽しむ
紙の本にするか電子書籍にするか、スキンケア感覚で選ぶと心地良い
1.きっかけはキンドル本「読み放題」
3,4年前に購入したキンドルPaperWhiteですが、長い間放置していました。
日々の生活に疲れてしまって読書から離れていたためです。
心に余裕が出てきたので、また読書を始めました。
久しぶりに電源を入れてストアを覗いてみると、「Unlimited」と表記されている本がありました。
どういう意味だろうと調べてみると「読み放題(色々と制約はあるけれど)」とのこと。
出不精な私にとって限られた範囲であっても、本を月1,000円以下で家にいながら読み放題なんて夢のようです。
利用するにはクレジットカードが必須だったので、人生で初めてクレジットカードを作りました。
2.キンドルはまるでベテランの美容部員!
クレジットカードを手に入れてすぐに手続きをしました。
今ではどこにへ行くのにもキンドルが手放せません。
電子レンジで飲み物を温めている短い時間でも、キンドルで読書をしています。
読後は私好みの本を紹介してくれるので、読みたい本が芋づる式に見つかります。
まるで美容部員さんが目当て以外の化粧品を的確に勧めてきて、サンプルを渡してくるかのようです。
3.どうやって紙の本と電子書籍の使い分ける?
現在、読み放題の中から選んでダウンロードした読み途中・未読の電子書籍が3冊と、図書館で借りている紙の本10冊が手元にあります。
朝昼は紙の本を読むことが多いです。
電子書籍と違って明るい場所でしか読めないので、自然とそうしています。
また、視覚や体で読書を楽しみたい時も紙の本を選びます。
イラストの多い本はページ全体のデザインを見るだけであえて文字を読まない場合もありますし、ページをめくる動作や本を読む姿勢を気にするなど、文章のリズムを体で感じるようにして読む場合もあります。
暗めの部屋でゆったりと読みたい時やベッドで横になりながらの時は、暗くても読めてページがめくりやすい電子書籍を選びます。
ハイライトやブックマークなどの機能を使って、得た知識をいつでも正確に引き出せるようにしたい時も電子書籍です。
ハイライトは自分のセンスで名言集を編集しているようで、何度読み返しても面白い!
このように紙の本では手間がかかる本の楽しみ方が、電子書籍だと手軽にできるのもいいですね。
まとめ
私は、読書は心のスキンケアだと思っています。
肌が荒れているから今日はシンプルケアで丁寧に、乾燥していて潤いが足りないからしっとりとテクスチャーが重めのアイテムを使おう、などなど。
肌の調子をチェックするのと同じように、その時の自分に一番「効く」本を頭ではなく気持ちや感覚で選ぶと、読書がより面白くなります。
今の自分に合った本を読み終わった時の充足感は、シートマスクをはがした後の心地よさと似ています。
紙の本も電子書籍も私の心のスキンケアとして、どちらも違った充足感をくれます。