残念ぼっち・デキるぼっち
ぼっちは考え方一つで「残念な人」ではなくなる!
ぼっちには二種類のタイプがあります。
自分でぼっちを選んで単独行動の良さを活かしている人と、ぼっちになるざるを得なくて、かつ一人でいることに不満がある人。
前者は単独行動が基本でも、時と場合に合わせて他者と楽しい時間を共有できます。
一人が楽な時間が多いのであえて「連れ」を作らないだけです。
後者は単純に爪弾きされがちな要因を自分で作っている人が多いです。
どんなときでも一人ですが、内心は単独行動では満たされない気持ちでいます。
ぼっちでいる状況への不満が、より人を遠ざける負の連鎖に陥ってい場合もあります。
今回はこの2つのパターンを、シーン毎に対比して見ていきましょう。
1.みんなで食事・飲み会
残念ぼっち
→自分の殻に閉じこもって、自分が傷つかないことだけを考えて周囲の人の気持ちは後回し。
わかりやすく話しかけるなオーラを出す人っていますよね。
おしゃべりでなくてもいいのですが、自分のテーブルの空気を読むことすら放棄するのは「ダメ人間」と思われがちです。
この場にいるのが嫌なんだな、と思われる態度はとる方も周りの人も、誰も得しません。
デキるぼっち
→どこのグループにも所属していないからこそフットワークが軽く、その場限りの会話を楽しむ
その時その時に一番盛り上がる話題にのりつつも、お友達ごっこ特有の鬱陶しさがないので周囲の人を不快にしません。
また、こういうときこそぼっちの出番だ!とメニューを渡したり食べ終わったお皿をまとめたり、皆が楽しめるように自分ができる限りの気配りをします。
そうすると「仲良しグループ」には入らなくても、空気の読める縁の下の力持ちとしてプラスの印象を持たれます。
2.あいさつ
残念ぼっち
→あいさつを面倒くさいものだと決めつけて、できるだけしないであいさつをしないですむように行動する
人見知りなだけかもしれませんが、あいさつすらできないのであれば人から避けられても文句は言えません。
「どうせあいさつしてもみんな俺のことなんかどうでもいいと思っているはず」と被害妄想を膨らませがちですが、実際は自分が一番周りの人に配慮していません。
デキるぼっち
→ぼっちだからこそ積極的に、誰に対しても平等にきちんとあいさつする
濃い関係を築くのを望んではいませんが、浅い関係の放棄はしていません。
あいさつは人のためにならず!
ぼっちだからこそ、顔を覚えてもらうだけでも得する場面がいつかくるはずだとわかっています。
誰に対してもきちんとあいさつをすると、人間関係構築ができないのではなく誰に対してもフラットな人なだけと認識されます。
3.問題が起きた時や困っている人がいる時
残念ぼっち
→とにかく必死で関わらないようにして、自分の保身だけを考える
自分がされて嬉しいことを相手にもしてあげようという考えがありません。
仲間がほしいのにできないのは、自分のことしか考えられないからかもしれません。
人に優しくすることに抵抗がある人が多く、「仲良くないから」と言い訳をしがちですが人とうまく接する勇気がないだけである人が多いです。
デキるぼっち
→他人が困っていれば何かしら自分にも悪影響があるだろうと考えて、自分のできる範囲でサポートする
自分のためにとった行動でも、ピンチの時に仲・不仲に左右されずに手を差し伸べられるのは立派な長所です。
良い人ぶろうとせずに状況を好転だけを目的にできる人は、ぼっちでも頼りになる人です。
まとめ
ぼっちであることがマイナスに働く人とプラスに働く人がいます。
1人でいても自分の居場所をちゃんと作れる人は強い人ではないでしょうか。
ぼっちはぼっちでも、人としてちゃんとしていればなんの問題も恥ずかしいと感じる必要もないですよね。
仲良しグループがなくても、自分の居場所を築ける「自立した人間」でいたいものですね。